オーナーインタビュー
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弊社のホテル・旅館総合情報システム「ストーリーホテル・ストーリー旅館」を活用されているオーナー様のインタビューをご紹介いたします。


第1回 石苔亭いしだ 若女将 逸見貴子様



石苔亭いしだ様HP
手書きの予約台帳を廃止して完全にコンピュータ台帳に切り替えてこられましたが、予約の取り方に変化は見られますか?
今となっては、昔の予約の取り方というのは考えられないですね。以前のような、台帳を片手に予約を取っていたのでは、おそらく前日にお問合せいただく予約を確実な宿泊に繋げるということは難しかったと思います。今はもうコンピュータを見ながら、今日うちが空いているお部屋がどんなお部屋なのかというのをわかった上で、お客様の適したお部屋というものをご紹介できますので、確実にお問合せいただいたお客様に対して、ご希望通りの、あるいはご希望に近いお部屋をご案内することができるようになりました。
お客様は、自分のことを覚えてくれていると信じて連絡をくれるケースも多いと思うのですが、現在お使いのコンピュータシステムは手助けになっていますか?
そういった意味では、私の中でおそらく気がつかない間に非常にプレッシャーを感じている部分なのですが、私自身があまりお客様全ての情報を把握しているということはなかなか難しいのが現状です。そういった中で、コンピュータにはみんなが見てわかる情報を入力さえしておけば、いつ見ても同じ情報を得ることができますので、二度目三度目来てくださるお客様に対して、本当についこの間お会いしたばかりかのような対応ができるということは、私の肩の荷を本当に楽にさせていただいております。
ロビーに木製のパソコンが置いてありますね。女将コンシェルジュと言っていましたが、どのように活用しているのですか?
これは主に私が使わせていただいております。どうしてもちょっとした時間を使ってお客様の新鮮な情報を残しておきたいと思いますと、事務所に入ってしまうよりは、今コンシェルジュにあるパソコンを使って情報を入力しておきます。そうすると本当にその時知り得ることのできたお客様のお誕生日ですとか、お子様のお名前、あるいはお好きな食べ物といったものを忘れることなく確実に入力することができます。そんな姿を見ていて、うちの他のスタッフの人たちも、自分の忙しい時間の中でも上手に使いながらお客様の情報というものをパソコンに残していくことが出来ているように思いますね。
数年前に導入したCTI機能は、さらに効果を上げていますか?
以前あった話なのですが、CTIという機能はお電話を取ったときに、お客様がどのお客様かがわかるようになっております。そうすると、当館のリピーターのお客様からのお電話なのか、あるいは新規のお客様なのかということが最初にわかった上でお話を進めていくことができますので、私たちにとってもやり易いですけれども、お客様にとっても欲しい情報の中で予約を進めていくことができるというのは、非常にありがたいことだなと思いますね。それと同時に、お話をしながら前回の情報を見ることができますので、お話の中に以前あったこと、あるいはお好きな食べ物、苦手な食べ物等確認しながら予約ができますと、「今回ご用意させていただくお料理はこのようにさせていただきます」ということまでお話しできますので、おそらくお客様にとってもそのままそれが満足に繋がってくださっていることと信じております。
ホームページの更新に力を入れておられるようですね。
私どもの旅館では、能舞台を使った毎晩の催し物ですとか、お料理企画などが行なわれておりますので、そういった石苔亭いしだの新鮮な情報を常にお客様に発信できるように心がけております。
インターネットダイレクト予約機能の導入してみた感想はどうでしょうか?
実際やってみてわかったことなのですが、スタッフも帰った夜11時以降のインターネットによる予約成立の件数というのが非常に上がってまいりました。朝出勤してきて予約状況を見てみますと、本当にその以前との違いというものには驚かされます。
自社サイトの予約システムが館内の予約システムと直接連動しているとのことですが、どのような成果がありますか?
おかげさまでこのシステムは、お客様が予約を登録されると自動的にコンピュータの方で発信をしてくださいますので予約が成立されます。そうすると以前のように当館の方から電話での確認ですとか、FAXでのやり取りということを行なわなくても、予約が確実に行なわれておりますので、お客様もそのまま安心して当日を迎えることができていると思います。
さらに変化が見られますか?
おかげさまをもちまして、以前に比べますと、特にオフシーズンですとか、平日に対しての稼働率が非常に上がってまいりました。
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