活用事例
ホーム > 導入実績・事例 > 活用事例
弊社のホテル・旅館総合情報システム「ストーリーホテル・ストーリー旅館」の活用事例をご紹介します。

最終回 コンピュータの更新!?

ホテル旅館業界において、機械装置に関しては壊れるまで使うといった風潮が強い。コンピュータシステムも同様で、いまだにオフコン、Windows前のパソコンや初期Windowsのパソコンのシステムを利用しているところも多い。請求領収書の印刷や売上管理程度の内容であればそのままでもよいのであるが、最新システムで接客サービスを飛躍的に向上している施設もある。

家電でも基本的に壊れるまで使うのであるが、買い替えを促進する意味も含めて、新機種のほうが、省電力で新機能も多いので使いやすく、環境にやさしいときている。古いコンピュータを使っているホテル旅館の中でも、既に修理用部品の供給がストップしてしまい、「壊れたら修理できませんよ」とメーカーから最後通告を受けているところも少なくないと考えられる。たとえフロント会計機としての機能しか有していないコンピュータでも突然止まってしまったら困ってしまう。部屋数の少ない旅館ならともかく、それなりの部屋数があるホテル旅館で、請求領収書を正確に手書きできる若いスタッフがどのくらいいるだろうか?もっとも計算の複雑なサービス料(奉仕料)を取るところも減少し、厄介であった特別地方消費税も消滅してしばらくであるため、入湯税の条件が間違いやすい程度となっているため、時間さえあれば手書きでも十分可能な作業となっている。しかし、毎朝コンピュータから打ち出されていたものが出てこないとなれば、現場はパニックになることは必至である。現場のスタッフは日々壊れないことを祈りながら作業を行うのである。

さて、最新のホテル旅館システム事情はどうであろうか?フロント会計機の範囲から前工程では予約管理、後工程では売掛管理と幅が広がると共に、顧客情報が連動するシステムになっている。

団体旅行から個人旅行へシフトすると共に、これからは「顧客管理である!」といった具合で、顧客管理システムを導入するホテル旅館も多いが、ほとんどの場合、失敗している。なぜならば、独立した顧客管理システムを導入したところで、現業に関係のない作業は先延ばしになって、やがて登録されなくなってしまうためである。オーナーはそれを理解せずに、「顧客管理をしっかりやってくれ!」というので始末が悪い。

データベース設計から一新したホテル旅館総合情報システム「ストーリーホテル・ストーリー旅館Escort*(エスコート)」は現業の予約業務、フロント会計業務の中に顧客管理情報が登録できるしくみになっている。しかも、法人と個人のリレーション管理や、本人の利用に限らないお友達の紹介や、接待などでの支払いが無理なく登録でき、履歴に反映するために現場の負担にはならない。しかも、前回登録した顧客情報や、フロント会計から登録された履歴情報が、電話を受けながら表示して対応ができるため、スタッフ全員が集めた顧客情報を見ながらオペレーションできるので、お客様を全員が知っているかのように案内できる。さらに、簡易CTI機能を導入すれば、電話を取る前からお客様情報が表示されるので、これを導入していないホテル旅館とは大きな差がつく事になる。

「ストーリーホテル・ストーリー旅館」は、まもなくモデルチェンジを予定している。前回のリニューアルでも、サプライズな新機能が盛りだくさんであったが、今回も期待していただきたい。

2年間に渡り、「おもしろ実話」「活用事例」のシリーズをご覧いただき誠にありがとうございました。この次はあなたのホテル旅館で「ストーリーホテル・ストーリー旅館」を導入してサプライズな機能を活用して、ゲストのお客様にサプライズな感動を体験していただく番です。
*Escort : Conseilの旧バージョン

[ 活用されていた機能 ]
■すべてがホテル旅館様にとって必要で、充実した機能です。


前の回 次の回


TOP


script>